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方形屋根(ほうぎょうやね) |
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隅棟が屋根中央に集まった屋根で、屋根のかかる平面は、ほぼ正方形である必要がある。 |
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ぼうず桟瓦(ぼうずさんがわら) |
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引っ掛け用の突起のついていない桟瓦を、引掛桟瓦と区別するために、ぼうず桟瓦と呼ぶことがある。 |
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本瓦葺(ほんがわらぶき) |
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わが国に瓦が伝来して以来、桟瓦が発明されるまで、広く用いられてきた葺き方で、平瓦と丸瓦の組合せて葺く。本瓦葺きといった呼び方は桟瓦が登場してから、それと区別するために付けられたものである。 |
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本葺き形瓦(ほんぶきがたかわら) |
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本瓦葺に使う瓦で、地瓦として平瓦、丸瓦があり、また役瓦には平唐草、軒巴、平袖瓦、刻袖瓦などさまざまなものがある。中国から朝鮮経由で伝来した当初の瓦で、寺社建築や城郭建築に用いられてきた。中国では瓦の形状は初期のものは、アールのついた平瓦を上下に組み合わせて葺くものであった。こうした葺き方は現在でも中国で見ることができる。丸瓦が出てきたのは紀元前700年頃の春秋時代になってからである。下に平瓦、その上に丸瓦といった本瓦葺きの登場である。しかしこの時代、丸瓦の軒先部分の飾りは半円形であった。これが現在のように円形になったのは、漢の時代になってからである。 |
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