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ローソク桟瓦(ろーそくさんがわら) |
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平瓦と丸瓦を一体化させた瓦で、桟瓦のもっとも古い時代の瓦で、1600年代に登場している。ローソク桟瓦は上下で重ね合わせるため、平瓦に付けられた丸瓦部分は下が大きく上を小さくなっている。ローソク桟瓦と呼ばれるのもこの上下の大きさの違う円形の丸瓦部分からきている。平瓦と丸瓦による本瓦葺きは、重量がありそれを支える建築にもそれなりの配慮が求められた。そのため瓦葺きができる建物には制約が出てくる。こうした問題を解決するために出てきたのが、平瓦と丸瓦を一体化させるといったアイデアである。初期のローソク桟瓦は、京都の大徳寺の東司(便所)や大光寺正受院表門などに遺されている。 |
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