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四季があり、雨の多い日本。こうした厳しい気候の中で快適な居住空間を確保するために日本建築が育んできた瓦。屋根の本質的な機能は、風雨をしのぎ、寒暑を和らげるといった自然条件から、人間を保護することであり、そのために耐寒性・耐久性を欠かすことができません。
近年、大型建築物やRC造、ALC住宅、2×4建築などに多く見られる洋風の建築物にも陶器瓦を使用した設計が各地で増えています。これも、瓦の持つ特性に加え、現代では、さらに飛び火など火災の拡大を防ぐための防火性や、外部の騒音を防ぐための防火性や、外部の騒音を防ぐ遮音性や、省エネルギーのための夏の暑い日差しを室内に入れないと同時に、冬の寒さも防ぐ断熱性などの性能も求められるようになったからです。
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新東のセラム21、セラム-Fシリーズは、現在瓦に求められている軽量化に従来よりも、重量を20%ほど軽減したにもかかわらず機能面ではむしろ向上しており、独特の製造方法により瓦のもつ肌触りやツヤなども従来より優れ、また、すばらしい水切り機能を備え、緩急勾配も自由自在で風雨に強く、耐寒性の高い構造になっていますのでモダンな洋風建築においても個性的な屋根をつくります。 |
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屋根は住宅の中でも、特に過酷な条件に耐える必要のある部分です。まず、屋根の基本的な機能である、風雨をしのぎ、暑さ寒さを和らげるといった、屋外の自然条件から生活を守るシェルターの役割があります。そのために屋根材には防水性・耐寒性・耐久性といった性能が不可欠です。しかも屋根は住宅の外観をつくる大きな要素。セラム-F3・セラム-F FLATはこれらの性能に加えて水平ラインを強調したデザインが魅力の平板瓦です。 |
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セラム-Fの専焼工場は、敷地7000坪で、成型ライン、乾燥や焼成設備など、最新設備を導入、特にタテ型ファンによる平乾燥、12段と15段の平焼成という注目すべき設備で原土処理は3次処理まで行い、月産能力は220万枚で平板系の一ライン生産としては最大規模でコストパフォーマンスに優れた平板瓦です。また、施工の合理化、省力化をも追求しトータルコストの軽減を実現しました。 |
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日本は世界でも有数の雨の多い地域です。屋根材にとってはなかなかくせものの雨も瓦なら安心。吸水性・透水性もわずかで、雨の多い地方でも安心して使えます。
夏の暑い日射しによる熱を室内に入れないのと同時に冬に室内の熱が逃げるのを防ぐことも重要です。屋根の断熱性が不十分ですと夏は室内が蒸し風呂のようになり、冬はいくら暖房しても室内が暖まりません。
燃えないことも屋根の役目のひとつです。特に飛び火から建物の延焼を防ぐには、燃えない屋根材が必要となります。建築基準法改正により瓦も不燃材料に定められ防火地域はもちろん、準防火地域や第22条指定区域内の屋根にも安心して施工できます。
重い材料ほど遮音性が高く、瓦屋根材は比較的重量があるうえに安定しているため遮音性に優れた屋根材で雨音も気になりません。
屋根材の中でも瓦は特に耐久性に優れ、建築の歴史が如実に物語っています。現に1000年以上も風雪に耐え、まだこれから先も長生きすると思われる古い瓦屋根の建築物も残っています。
北国の冬は、瓦にとって試練の季節です。内部に水が侵み込めば寒冷地では凍害の原因になりますが、瓦の吸水率は低いため寒冷地でも安心して施工されています。 |
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▲メタリック |
▲ユーロブラウン |
▲ストレートブラック |
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全長 |
355mm |
全幅 |
348mm |
働き長 |
280mm |
働き幅 |
303mm |
重量 |
3.5kg |
u当りの必要枚数 |
12枚 |
吸水率 |
6%前後 |
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標準屋根勾配 |
4.0/10 |
4.5/10 |
5.0/10 |
5.5/10 |
6.0/10 |
その流れ長さ |
8m |
10m |
12m |
15m |
17m |
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