先日9月6日〜7日にかけて沖縄県での台風16号は大変な被害を沖縄全土にもたらしました。スーパートライ110の現地調査のため現地に赴いた株式会社鶴弥様に、被害状況調査結果の調査結果を提供していただきました。
 

@【防災性能の無い平板瓦の被害】
瓦はビスで留められていたにもかかわらず、瓦を引っ掛けている桟木ごとめくれ上がっていました。
耐風工法(特殊金具で瓦前部を補強)をしないと瓦が飛散してしまいます。
参考写真AB

  A【@の現場の詳細】
ビスで留められていたことが分かります。瓦後ろを留め付けるだけでは止め付け力不足であったようです。
こちらの家主さんのお話が聞けました。
「100mほど離れた近隣の住宅にまで瓦が飛んでしまい、窓ガラスを破損させてし まったり、すぐ隣家の車のガラスやボディを壊してしまった。」「3年前に建てたばかりで、こんなことになるんて。外観にもこだわって建てたのに非常に残念だし、損害を与えてしまった隣家の方々に迷惑をかけてしまったことはもちろんこれからの費用のことも気に掛かっています。」

B【@の現場の詳細】
家主さんが掃除し、近隣を含め飛んだ瓦を集めてこられました。
  C【琉球ガラス村内の建物】
建築年数が経っており、屋根のしっくいの劣化していたのかもしれません。

D【屋根(野地)ごと被害にあってしまった住宅】
海沿いとはいえ、風の力のすさまじさを感じました。
  E【沖縄県産瓦と思われる屋根も被害】
沖縄でよく見られるしっくいが塗られて無くビスか釘だけの止め付けのみと思われる。しっくいで塗られた屋根の被害はほとんどなく、風に対する効果は絶大。

F【スーパートライ110の施工現場】
100棟近い実績があるスーパートライ110の施工物件の一例。 全く被害はなく、台風通過後5日目は、最後の仕上げを行っていました。
  G【スーパートライ110の施工物件】
海沿いの新しい土地開発地に建てられているので、近隣に何もない状況でした。隣のRC造の建物も含め、被害は見られませんでした。沖縄では、今までの経験(風・雨・しろありから守る為)からかRC造が主流なようです。もちろん、屋根のついた木造住宅もたくさんあります。

スーパートライ110の標準施工方法は釘留めとしていますが、沖縄ではさらに強化すべくビスで瓦を止め付けています。一般的な平板瓦も同様にビス留めでしたが、今回の台風(最大風速57.9m)では、瓦が飛散していました。
今まで、風洞装置による実験や強度試験は行ってきましたが、スーパートライ110のスーパーロック工法(瓦同士をかみ合わせる工法)は、自然下の台風による強風においても絶大な効果があることが証明されました。

スーパートライ110に関する商品詳細はこちらから↓
スーパートライ110 Type1
http://www.kawarayane.com/gekitan/catalog/turuya/supertry1.htm
スーパートライ110 Type1
http://www.kawarayane.com/gekitan/catalog/turuya/supertry2.htm
     

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